大好きなキムチを知ったきっかけ

白菜の漬物と似た料理にキムチががあります。唐辛子などで漬け込んだ朝鮮の料理で、ピリッとした辛味が特徴です。キムチはおかずとして高い機能を備えています。キムチさえあれば、ごはんは何杯でもおかわりできます。他のおかずが不要に思えてしまうくらいの魅力が詰まっているのです。

私がはじめてキムチという料理を知ったのは小学生のときです。自宅で食べる3度の食事で出てきたわけではありません。小学校で弁当を持参する催しがあり、その催しで瓶詰めされたキムチを持ってきた友達がいたのです。

はじめて見たということもあり、その友達にひと口分キムチを分けてもらうことにしました。口に入れた瞬間に、ピリッとした刺激が口の中全体に伝わりました。はじめて体験することになった味に衝撃を受けることになったのです。

これがきっかけで、自宅でもキムチを食べるようになりました。母親に買ってくれるようお願いをしたのです。母親はもちろんキムチのことは知っていました。ただ、子どもが食べたがるようなものではないと思い、買うのを避けていたようです。