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私はかなりのキムチ好きですが、ごく適当に食べていた20代に比べ、30代では少し「キムチの性格」を踏まえた食べ方をするようになった、と自負しています。
ある時期、ひたすら朝食に白米とキムチにプラスアルファ、を食べ続けた時期があります。白米とキムチはそれだけでも強力なタッグですが、そこに加えることで自分なりの「究極の三位一体」を探したいと思ったのです。そこで気づいたのですが、納豆やお漬物の類など、だし・味・風味がきいたものは合わない、と感じました。キムチ納豆というのは巷でもオーソドックスに言われているので意外でした。
何故かと考えた時に、キムチというのはそれだけで華やかなプリマドンナ的な存在なのだと気づいたのです。ですから同様にだしや味のパンチが効いたものは、ぶつかりあって調和しないとわかりました。そもそも白米という淡泊なものに合うキムチですから、それは当然のことだったのです。
というわけで、白米同様に淡泊なものを添えると、本当に良く合うことがわかりました。生卵、焼のり、とろろに豆腐などです。味をつけない温野菜などにも合うことがよくわかりました。キムチ…この素晴らしい食材の良さをさらに追及するために、これからも機会を見つけて、探求にひたすら励みたいと思っています。